阪神助っ人ロハスJr.選手はなぜ打てない?一軍のスタメンに定着できないの原因を検証!

スポーツ

 2020年12月に来日し推定250万$(2020年当時のレートで2.6億円)で阪神タイガースと2年契約し、「バースの再来」として打線の主軸での活躍が期待されたロハス・ジュニア(Jr.)選手。

2020年までプレーした韓国プロ野球では、アメリカ人スラッガーとして2冠王とMVPの実績を持ち合わせ、日本球界では当時巨人との争奪戦の末に阪神への入団したことが話題になりましたね。

 日本特有の外角スライダーへの対応に強いスイッチヒッター(左右両打打者)としても期待されたロハスJr.選手ですが、2021年シーズンに続き、今期(2022年)も打撃不振で打てず、一軍のスタメンには定着できていません。

そんなロハスJr.選手が打てない、スタメンに定着出来ない理由を調査しました。

最後までご覧下さい。

ロハスJr.が打てない理由1~日韓で投手力の違い~

 ロハスJr.選手は2017年に開催されたワールドベースボールクラッシックでドミニカ共和国の代表選手となり、大リーグブレーブスを経て、2017年~2020年に韓国プロ野球でKTウィズに所属します。

 韓国プロ野球のKTウィズ所属時代のロハスJr.選手は、スイッチヒッターとして平均打率.321、通算132本の実績を残し、2020年シーズンには本塁打王と打点をの2冠に輝き、MVPとゴールデングラブ賞を受賞しました。

<ロハスJr.選手の通算打撃成績>

 しかし来日し阪神入団後の2021年シーズンは開幕から打撃不振で打てず、打率.217、18打点、8本塁打と目立った成績を残せませんでした。

 韓国経由で来日した外人選手の中々打てない理由として、韓国球界では極端な「打高投低」、一方投手王国の日本球界は「投高打低」が大きな特徴と言われています。

日韓プロ野球の打率、防御率等の比較データを下記にお示し致します。

【リーグ打率】
韓国    .287 
セ・リーグ .251
パ・リーグ .250

【リーグ本塁打】
韓国    1547本(1試合平均2.15本)
セ・リーグ 718本(1試合平均1.67本)
パ・リーグ 782本(1試合平均1.82本)

【3割打者人数】※規定打席到達者
韓国    33人(1チーム平均3.3人)
セ・リーグ 7人(1チーム平均1.17人)
パ・リーグ 2人(1チーム平均0.33人)

【リーグ防御率】
韓国    4.98
セ・リーグ 3.68
パ・リーグ 3.66

VICTRYより引用

 また日本プロ野球のボールよりも飛びやすい公式球が用いられていることも、韓国プロ野球の「打高」に影響しています。

 球場の広さにも寄りますが、緊迫した投手戦よりも本塁打が出やすく乱打戦の試合になりやすい「お国柄」の違いにより、韓国経由の外人選手が日本球界で打撃不振に陥る一因と考えられます。

ロハスJr.が打てない理由2~制球眼、ストライクゾーンの違い~

 韓国球界からは過去に何人もの選手が日本球界入りしていますが、下記のように投手野手共に日本球界で苦戦するケースが見受けられます。

【韓国球界:野手】
ナバーロ(ロッテ・2016年来日)
2015年KBO:140試合 153安打48本塁打137打点22盗塁 打率.287
2016年NPB:82試合 62安打10本塁打44打点0盗塁 打率.217

ロサリオ(阪神・2018年来日)
2017年KBO:119試合 151安打37本塁打111打点10盗塁 打率.339
2018年NPB:75試合 68安打8本塁打40打点0盗塁 打率.242

【韓国球界:投手】
ケルビン・ヒメネス(楽天・2011年来日)
2010年KBO:27試合 14勝5敗0セーブ0ホールド 防御率3.32
2011年NPB:13試合 1勝7敗0セーブ0ホールド 防御率3.69

セドン(巨人・2014年来日)
2013年KBO:30試合 14勝6敗0セーブ0ホールド 防御率2.98
2014年NPB:10試合 4勝5敗0セーブ0ホールド 防御率4.67

バンヘッケン(西武・2016年来日)
2015年KBO:32試合 15勝8敗0セーブ0ホールド 防御率3.62
2016年NPB:10試合 0勝4敗0セーブ0ホールド 防御率6.31

ハフ(ヤクルト・2018年来日)
2017年KBO:19試合 6勝4敗0セーブ0ホールド 防御率2.38
2018年NPB:35試合 3勝6敗0セーブ7ホールド 防御率4.87

Aera dat.2020年3月より一部抜粋

 

 韓国球界で華々しい活躍をしていた野手や投手が、日本球界で苦戦するケースが多い理由として、KBOリーグ元監督で現在はソフトバンクのアドバイザーの金星根(キム・ソングン)氏は下記のように述べています。

「韓国と日本の打者には選球眼の差がある。韓国の打者は速球と落ちるボールに弱く、簡単に騙される傾向があるが、日本の打者は同じボールを“選ぶ”」とした。

Yahooニュース2022年1月より引用

「日本では低めのストライクゾーンが“辛い”傾向があり、韓国では取ってくれた低めがボールになったため、高くなったボールを打たれる傾向があった」

Yahooニュース2022年1月より引用

 更に同氏は、「(韓国経由で日本球界入りした選手の)不振は特別なことではない。韓国での成功を踏まえて日本に渡った外国人選手のうち、8~9割は成績が落ちる」と言い切ります。

 上述もように、日韓ではストライクゾーンの違いの影響もあります。韓国プロ野球では、内角のボールゾーンが広いので、投手は内角攻めできず、結果的にストライクゾーンが狭くなってしまいます。

<日本球界のストライクゾーン目安>

 日本球界では、投手が投げるボールの7~9の右側内角もストライクと判定されますが、韓国ではボールと判定されてしまいます。そのため投手は打者が打ちやすい甘いゾーンに球を投げざるを得ず、結果として打者が打ちやすくなります。

 同じ感覚で韓国球界の打者が日本の試合で、日本の投手に7~9の際どい球が投げられると対応が難しくなり、打てなくなり、打撃不振の一因になり得ます。

韓国球界経由の野手が日本球界で打てた事例は?

 韓国球界から日本球界入りした助っ人野手が、打撃不振で打てないケースが多いですが、中には予想以上の活躍を見せた選手もいます。

 2003年に韓国SKワイバーンズから千葉ロッテマリーンズに入団したホセ・フェルナンデスは、3割30本100打点と大活躍し、翌2004年には西武ライオンズに移籍し日本一に貢献しました。

 この他過去に横浜や中日でプレーしたタイロン・ウッズ選手もその1人で、大リーグではマイナーから昇格できませんでしたが、韓国球界斗山ベアーズで2冠王になった後に、2002年オフに横浜(現DNA)に入団します。

 横浜では2年連続本塁打王を獲得したウッズ選手はその後中日に移籍し、2006年に本塁打と打点の2冠を獲得します。その後日本球界に6年在籍し、240本塁打と圧巻の実績を残しました。

 当初日本球界では「いくら韓国で活躍しても、日本では無理だろう」との見方が大半でしたが、ウッズ選手は「そのような悪評をいずれ見返してやろう」と奮起しました。

しかし単に見返したい気持ちだけではなく、ウッズ選手は下記のような様々な努力を積み重ねました。

・腰痛防止のため宿舎にも低反発マットを持ち込み体のケアに務め、遠征先でも朝からウエートトレーニング毎日真面目に励む。

・「球を長く見よう」と意識を改め、高木由一打撃コーチからの助言を受け右方向への流し打ちを意識するようにした。

⇒外角の変化球を引っ掛けることが減り、その後打撃に好成績を残せるようになった。

(中日時代落合監督より)「あいつは放っておいても成績を残すよ。だから、自由にやらせているんだ」と主砲が気分よくプレーできる環境を与えた。

遠征先で雨天中止となり、「自宅に帰りたい」と言えば許可され、試合日以外は完全フリーのストレスレス。この特別待遇にウッズもバットで応えた。

週間ベースボールon line2020年11月より引用

 上述するようなタイロン・ウッズ選手本人の気力や日々のトレーニング、苦手克服への練習に加え、ストレスフリーの監督の対応にも恵まれ、韓国経由で日本球界に入りながらも活躍出来たのでしょう。

 ロハスJr.選手を含む、韓国経由で日本球界入りした助っ人外人選手が苦戦している現状ですが、ウッズ選手のような選手の努力、球団の環境により、打撃不振が克服できる可能性があるのではないでしょうか。

 プロ野球2022年のシーズンはオールスター前の前半戦のため、ロハスJr.選手もまだ改善の余地はあるように思えます。今後の打撃不振の克服、阪神タイガースでのスタメン復帰に期待したいですね。

まとめ

「阪神助っ人ロハスJr.なぜ打てない?一軍のスタメンに定着できないの原因を検証!」は如何でしたか。

韓国球界から阪神に入団したロハスJr.選手が打てない、スタメンに定着できない理由がお分かり頂けたと思います。

代打として復調が見受けられるロハスJr.選手には、スイッチヒッターとしての強みを活かし、再びスタメンに入り阪神タイガースの主軸打者として打てることを期待したいですね!

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