世界中で猛威を振るうコロナオミクロン株、これまでのデルタ株やα株とはかなり性質が異なるようです。
これまで通り厳重に予防すれば、自分に限って感染は無いだろうと思うのは早計です。
私もそう思っていた1人ですが、実際にオミクロン株に感染してしまいました。
今回オミクロン株へに感染した経験より、症状や感染時~療養までの行動をリアルにお伝えします。
目次
- コロナ第6波(オミクロン)の現状と症状の特徴
- 風邪と思ったら即PCR検査を実施
- 感染した際の対応
- 全ての行動を停止し、療養に専念
- まとめ
1.コロナ第6波(オミクロン)の現状
新型コロナウイルスの変異株の一つであり、国立感染症研究所により「懸念される変異株」と位置付けられ、これまでのコロナ株に比べ、非常に感染力が強いとされています。
(MediusHD記事参照)
従来のコロナワクチンの2回目の接種したとしても、当初65〜70%程度であった効果が、わずか約5ヵ月後には10%程度に減少すると言われています。
そのため体内の抗体をすり抜け、ブレークスルー感染する可能性が必然的に高まります。
今回のオミクロン株の特徴は、喉に激痛が生じる事です。感染した私は約3日間この激痛に苦しみ、水を飲むのことも苦痛でした。
その一方で重症化リスクは他の変異株と比較して低く、軽症で入院せずとも自宅療養で乗り切れる事も多いようです。
2.風邪と思ったら即PCR検査を実施
年始の金曜に仕事を終え帰宅した私は、入浴後12時に就寝した翌朝に、喉の痛みを感じました。
大した事が無いと思いつつ、風邪薬でも貰おうと近所のかかりつけ医を受診した所、体温が38.3℃で、念のためPCR検査を受けました。
Drがインフルエンザの可能性もあるとして、タミフルと解熱剤、抗生剤を5日分処方され、翌日のPCR検査結果で陽性となりオミクロン株への感染が判明したのです。
これほど軽い症状でも陽性反応になり得ることから、風邪ではないかと思っても、内科を受診しPCR受検をすべきと考えます。
3.感染した際の対応
コロナに感染した場合、かかりつけ医経由で最寄りの保健所に1週間の移動した場所、行動履歴、接触した人等を詳しく報告する必要があります。
私の場合感染ルートが不明で、接触した人の時間が短掛かったことから、濃厚接触者も対象外となりました。
また単身赴任で家族と別居していたため、幸いにも妻や息子に移さずに済みました。
また勤務先にも保健所と同様の報告を行い、休暇を取り自宅療養に入りました。
4.全ての行動を停止し、療養に専念
保健所からはホテルを用意すると言われましたが、私は単身で暮らしで家族全員感染は無かったため、隔離が必要な家族と同居している他の人に活用いしてもらいたく、お断りしました。
オミクロン株発症後、保健所が指定する10日間の自宅療養となりました。
買い物にも行けなくなるため、地元の妻に大量の食糧を宅急便で発送してもらいました。
また水を確保するため、ネットで20本(40ℓ)程飲料水を購入しました。
単身マンションから1歩も外出出来ない状況は苦しく、寝て起きて、掃除して、食べて、入浴してまた寝る繰り返しでした。
普段の時間の流れと異なり、1日が非常に長く感じ、暇を持て余すことがこれほど苦痛だとは思いませんでした。曜日感覚も肝完全に麻痺します。
発症後3日間は高熱と喉の激痛で苦しみましたが、4日目には処方された薬が効き平熱に戻り、喉の痛みも和らぎ、頭痛やセキもほぼ治まりました。
4日目以降は、溜まっていた自宅で出来る仕事や、メールの返信など、在宅勤務を開始しました。
5日目以降は元の健常状態に戻り、その後10日目に保健所とかかりつけ医より療養解除の連絡を受け、外出が解禁されました。
勤務先では最終PCR検査の陰性証明が必要だったため、10日目に最終PCR検査を受け、11日目に陰性結果が出ました。
そしてついに12日目にして、やっと仕事に復帰することができました。
まとめ
11日間の自宅療養は辛く長かっただけに、保健所からの療養解除の連絡と最終PCR受検の陰性により、とてつもない開放感と安堵感で満たされました。
これまでのコロナ感染後の後遺症として言われていた、味覚や臭覚が麻痺するような症状もありませんでした。
実際オミクロン株に感染してみて、これまで聞いていたコロナ感染の症状とは明らかに異なり、予想以上に軽傷でした。
しかし感染ルートが特定できないほど、いつも間にか感染する強い市中感染力があるので要注意です。
またインフルエンザのような39℃を超える高熱にはならない一方、これまでに経験がない喉の激痛が生じるのがオミクロン株の特徴ではないかと思います。
「自分は大丈夫だ」と油断せず、「いつ感染しても可笑しくない」と気を引き締め、予防を強化しなければならないと思います。
「少しでも熱が出る」「喉が痛む」「セキが出る」ようであれば、風邪だと自己判断せずに、早期の段階で内科を受診し、PCR検査を速やかに受けることを強くお勧め致します。
コメント